詩 「ユグドラシルに宿る」
霊視 で 見えた 林があった
僕のとなりの墓地の林だった
人の顔が 見えた
子供の顔 女の顔 が 多かった
顔は現代人のように ふっくりしておらず
みな頬は こけていた
僕には ユグドラシルがどこにあるか
判らないけれども そこには
マザーツリーや ガーディアンもしくはいろいろな生物の霊が
ユグドラシルを守っているのかな?
ユグドラシル は その大木 は
傷つけあう自然界を ありのままに受け止めて
食う 食われる 弱肉強食の世界を 絶望させないように
虫や動物や爬虫類や植物に
「私は生きていてありのままに自然を肯定している」と
自然の言葉で生物を励ましてくれているのだろう
母なる大木は 僕達にも 人間にも 勇気をくれているんだね
そして僕達を 邪悪にさせないように 守ってくれているんだね